MISTLOREのプロダクトは、優れた素材と職人との丁寧な共創から生まれています
KUKU|株式会社福田工務店
入手困難なオリーブウッドの仕入れ初期加工は、京都丹後の地で木造建築や家具、木工品を手掛ける「KUKU|株式会社福田工務店」さんの力を借りています。
オリーブウッドは木材の樹齢や産地によってその木肌のテイストが異なります。
MISTLOREで求めるテイストのオリーブウッドの入手は非常に難しく、オリーブの育成が盛んな地中海近辺の各国にコンタクトを取りましたが、なかなか商品販売として実現性のある価格での入手が難しい現状がありました。おそらく半年以上、木材の仕入れで足踏みをしていたと思います。
そんな中で私達がたどり着いたのが、KUKUの福田社長。
木材仕入れのプロフェッショナルで、親身になって様々なアドバイスをいただいたことで、イタリア産のオリーブを手にすることができました。
KUKU|福田工務店:https://kukulife.jp/
Shun(畠中俊介)|PURIBASE ・ HikU
カッティングボードfiloの精密な加工、そして専用ケースの設計製作を担ってくださっているのが、木工・革・布を自在にあやつる「PURIBASE」の「Shunさん」です。
filoの盤面や溝は、「洗いやすさ」「持ちやすさ」「こぼれにくさ」など、機能性を徹底的に突き詰めた結果、mm単位で設計が決まる繊細な構造となりました。しかもそれを一点ずつ手作業で実現するには、技術だけでなく、こちらの細かな意図をくみ取り、形に昇華できる“感性”が必要です。
Shunさんは、まさにそれができる数少ない職人。
こちらから要望を伝えると、それをただ叶えるだけでなく、「その先の使いやすさ」まで想定した提案が返ってくる。製作者というより、共創のパートナーという表現がしっくりきます。
filoのケースも同様で、表からは見えない箇所に使う人の気づかない工夫が静かに詰め込まれています。ぱっと見では分からないけど、使っていくうちに「あ、これ考えられているな」と感じる─そんな“想像力のある機能美”がそこには宿っています。
「利他性」と「創造性」。
Shunさんとものづくりを進める中で、何度この2つの言葉を思い出したかわかりません。
filoがfiloらしくあるために欠かせない、縁の下の立役者です。
PURIBASE:https://www.instagram.com/puribase_gm
Shun:https://www.instagram.com/hatanaka.fam/
HikU:https://hiku-story.com/profile-shun